baserCMSで困った::ログイン出来ない|表示されない|URLの変更と引っ越し|htaccess|
後日また編集済。baserCMSで表示されず「こんなことがあった」「やってみた」という記録です。
一番困ったのは、画面が真っ白になり何も表示されなかったことです。。
詳しい手順とは言えませんが、一応は何度か解決したので方法の一例として。原因の切り分け・特定などヘルプなどで気になった部分を備忘録で残します。
私と同じくあまり詳しくない人に・・、参考になりましたら幸いです。
目次 1: ログイン出来ない・ページが表示されない原因について 2: プラグイン 3: 引っ越しについての気になったこと 4: 手順その1:一時ファイルの削除|データベース・インストール設定の変更 5: 手順その2:「.htaccess」 の調整|ファイルアップロード|ほか 6: あとがき|参考・終わりに |
1: ログイン出来ない・ページが表示されない原因について
困った事は沢山あったのですが、先ずは表示されなかった(ログイン画面が・・どころか、真っ白だったのです。)ことが大問題でした。。
原因は、おそらくインストールの時にエラーが何回もあってインストールファイルが表示されないので
何回も連続で作成しようとしていたことや、結局はlolipopからは無理でbasercmsのインストールが始まって
そちらで出来たものの独自ドメインが一向に反映されなくて何度も設定(下記のhtaccessとかinstall.phpなど)変更していたからか。。
その他は、database.phpというファイルが何故か色々な数値が抜けていました。4-2 データベース設定の変更もあります。
その数値とは、「port」「login」「prefix」という部分が記述されていなかったのでした。
prefixとは接頭辞のことで、複数のサイトを作成した場合は必要だそうです。
ほかの手順でありがちなことは以下の 4: 手順その1:一時ファイルの削除|データベース・インストール設定の変更 から。
そこに解決法がなかったら、5: 手順その2:「.htaccess」 の調整|ファイルアップロード|ほかも良かったら見てください。
install.phpのファイルの中に「Security.salt」 と 「Security.cipherSeed 」という20桁くらいの英数字の文字列があるのですが、
こちらの数字の1つでも何かの間違いで(マウスで無意識に触れたり)消してしまっていたら・・と考えたりしました。
こんな文字列はある事すらも気付かなかったのですが、何度も繰り返し見ているうちに「これが原因なのでは?」と思えてきました。問題がなければ目に触れないファイル?・・だとすれば、これは再現不可能かもしれません。
一体何に使われているかと言うと暗号化などセキュリティのため自動で割り振られているらしく、
「install.php」ファイル自体は編集できない様に通常はロックがかかっています。
手違いで触れてしまった場合は最初からインストールやり直しするしかないのでは。。
「CakePHP」で自動生成なども出来る様ですけど。「lib/Cake/Utility/Security.php」という場所らへんにあるらしいですが、その変更にはパソコンにインストールして使うソフトが必要かもしれません。
同じシードを与えてもPHP5.x/PHP7.0 までとは同じ数値を発生しません。
そのために、PHP5.x/PHP7.0 上で動作していた Security::cipherで暗号化した文字列を、PHP7.1 で動作させた Security::cipher では復号できないということになります。
・・という話もあり(qiitaというプログラマの人の寄稿しているような難しいサイトでしたが・・)、何もなくても問題が起こりそうな予感がしました。
他、ロリポップの場合はPHPのバージョンが古い方が上手くいく様です。
サーバーの管理・設定 > PHP設定 > 変更したいドメイン名の右横のプルダウンメニューで古いバージョンを選択 > その右の「変更」で、完了です。
また、loripopだけではなく、ドメインが対応していないので新しいバージョンがダメだった・・という可能性もあります。
2: プラグイン
WordPressみたいにプラグインを使って色々と機能が追加できて、オシャレなデザインのテーマも購入出来ます(殆ど無料)。
- 2-1 登録の時に必要なこと
baser Marketなるプラグインの販売ページに登録して購入(無料が多い)します。
- 名前
- メールアドレス
- パスワード
- 2-2 アクセス解析
- 2-3 サイトマップ
- 2-4 アップデート|その他
だけが必須で、他の個人情報は不要で登録できました。
WordPressっぽいので、アクセス解析があるのかと思い、随分と探しましたが見つからず。
以下の通り「search console」や、「analytics(又はtag manager)」を使う方法が良いみたいです。
「search consoleなどに登録するためにサイトマップが必要です。」と、手順の説明を書いてあるところが多いですが。
しかし、basercmsのサイトは自動で送信されているのか、
何も作っていなくてもデータが出ています。
サイトマップの必要性が低い場合は何もしなくても良いかと。
ロリポップの場合、バージョンが4.7までしか使えなかったので(2025年時点)
「5」と書いてあるプラグインは使えない可能性があり、他に4よりも古いものも偶にあるので注意です。
これが原因でおかしくなっていた事もあるかもしれません。
プラグインを探すときには「baserCMS4対応」という項目があるので、そこだけ見ていれば間違いないです。
3: 引っ越しについての気になったこと
- 3-1 引っ越し前の準備
- 3-2 同じサーバー同士で引っ越しの場合
- 3-3 htaccessの例
- 3-4 対策と設定
表示されない時間の極力ないように、引っ越し先と引っ越し元(前後)のURLになるフォルダへ「index.html」 のファイルを作り、「メンテ中です」と適当な文言を入れました。
「403.html」などのファイルも置き、
「.htaccess」ファイルにもindexと403の表示されるように記述しておきました。(以下の通り)
他に、セキュリティ設定のWAFを無効にしたりしてみました。
Allow from all
RewriteEngine on
#RewriteBase / ←ここの「#」を削除すると良くなる場合もあります。
RewriteRule \.(ico|map)$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteRule ^(.*)$ index.php [QSA,L]
ここまではデフォルトです。以下がエラーだった場合の表示先で
402.htmlなどのファイルも作ってから書き込みます。
ErrorDocument 401 /401.html
ErrorDocument 403 /403.html
ErrorDocument 404 /404.html
ErrorDocument 500 /500.html
そして、それら(引っ越し準備)が全部終わったら不要な「index.html」のファイルは削除しました。(「index.php」は残っているので)
手順は「baserCMSの別環境への移設」というページを参考にしました。その時に困ったこと・気付いたことを残します。
日本製なので マニュアルも
痒い所に手が届くという言葉がピッタリの非常に行き届いた説明です。特に、フォーラムの回答が驚くほど丁寧でした。
今まで使ったことのあるwebサービス全ての中でもレベル最高過ぎるくらいです。
他のサーバー(沢山は知りませんが)とはコンビニとデパートくらいの差があります。
比べるものではないかも知れませんが、(コンビニでも感じの良い人はいますけど)
何となくのイメージですが、超高級のハイブランドな感じです。
丁寧な回答のフォーラムは以下(一番下の参考リンク)です。
「.htaccess」ファイルが勝手に変わってしまう事があるみたいで、ビックリして非常に困りました。
そういう時の特に、上書きされていた場合は
Allow from all
RewriteEngine on
という2行が一番上にあるか確認します。というのも、何度か消えていたのです。。原因はおそらく以下の通り。
ロリポップの場合は、lolipop内の管理画面で何かしら設定する時に「上書きされます」とか書いてある場合があり、
先に元のファイルをコピー保存しておくべきかも。
あと、最後に空白行が必ず必要みたいです(環境による?)。これも忘れがちで、そのために消えている可能性が大。
一番最初のインストール直後に「.htaccess」ファイルのコピーを作っておき、web上ではなく、ローカル(自分のパソコン内)に保蔵します。
4: 手順その1:一時ファイル削除|データベース・インストール設定変更
URLの変更と引っ越しについての表示されない解決法です。
自分の場合は「sqLite」のためか、
データベースに接頭語(prefix)を設定し、1つのデータベース内にいくつものCMSをインストール出来る様にする処置
の問題という事になるかもしれません。MySQLでは1つのデータベースに1つなので同じ問題は起こりませんが。
- 4-1 一時ファイルの削除について
- 4-2 データベース設定の変更
- 4-3 インストール設定の変更
最初に、「{baserCMSの設置フォルダ}/app/tmp/ フォルダ内の一時ファイルをすべて削除します。 」
と、あったのですが分かっていないので「一時ファイルってどれ?」の状態でしたが、
書いてある通りに見てみると沢山の記号の羅列した名前のファイルが並んでいたので、それが如何にも「一時ファイル」「キャッシュ」。
フォルダのみ残してファイル(キャッシュ)は全て消しました。気になったことは、特に
tmp/cache/datas/bc3_contents 又は、tmp/cache/datas/contents
tmp/sessions
には、とてもたくさんの履歴があり(ブラウザのページを沢山スクロールして確認。。)
「これでは表示がされなくて当たり前だったな・・」という感じでした。
{baserCMSの設置フォルダ}/app/Config/database.phpを開き、サーバーの環境にあわせて設定内容を変更
とあったので、
これも「データベースの設定ってどれ?」という状態で見てたのですが、URLアドレスを2か所見付けたので其処を書き換えました・・
(参考に2つと書きましたが、人によって違う可能性があり。
自分のホームページのURLを探すと解決します!)
{baserCMSの設置フォルダ}/app/Config/ 内のinstall.phpファイルを環境に合わせて編集
とあったので、
これも「インストールの設定ってどれ?」という状態で見てたのですが、URLアドレスを2か所見付けたので其処を書き換えました・・
「 'database' => 」という部分です。
5: 手順その2:「.htaccess」 の調整|ファイルアップロード|ほか
URLの変更と引っ越しについての表示されない解決法、その2です。
- 5-1 .htaccess の調整|ファイルアップロード
- 5-2 ファイル・フォルダの権限変更
- 5-3 ブラウザで動作確認|原因の切り分け・確認方法
{baserCMSの設置フォルダ}/app 、{baserCMSの設置フォルダ} 内の.htaccessファイルを環境に合わせて編集し
と、あったのですが。。これは分からないので新しくインストールしたまま何も触っていないファイルのコピペしました。
何度も編集して意味が分からなくなっていたので。。(まあ判るけど時間がかかるので放棄)
FTPソフト等でファイルを全てサーバーにアップロード
という方法が良いらしいですが。。(私はffftpとかいうソフトなら使った事がありますが、ファイルの管理が面倒なので今回は使いませんでした。)
書いてある通りに、パーミッションというものを、777や、666に変更しました。
(結構、面倒臭いです)
管理画面でテーマ内のファイルを編集する場合は、テーマ内の全てのファイルに書き込み権限を与える必要があります。
普通にダッシュボード画面も使いたかったので、全部のページ変更しましたが、
あんまり書き換え多いと、一回削除してインストールとコピペしても手間が変わらないかも・・という感じでした。
引っ越し先のURLにアクセスしてみます。
表示されたら終了です。お疲れ様でした。
参考:原因の切り分け・確認方法
確認方法で、以下のようにして反応がなければ「phpまでの処理が届いていない」のだそうです。
index.php の最初の行に次のようなものを書いて、リロードし反応があるかどうかです。<?php
echo 'TEST';
exit();
と、app/
6: あとがき|参考・終わり
baserCMSというのは国産のwebサイト作成ツールで、今回はアカウント登録・HPの作成サービスの話ですが、
特に同じサーバー同士で引っ越しをした時に困ったことをまとめました。
仕事で作ったので途中で投げ出せない、どうしても表示されない時間がない様にしたくて、色々と試しました。
日本製のwebサイト作成ツールなので、日本語ばかりなこともあり非常に扱いやすいです。
こちらも、そのうちに流行ってくるかもしれませんね。
今はSNSの方がホームページ代わりに良いのかもしれませんが。。。
インスタやfakebookだと、かなりの長文が載せられますし、
X(旧Twitter)も以前は140文字とありましたが、お金を払えば長文も載せられるので。。
結構ややこしかったので、一回削除して全く新しくインストールしても良かったという感じでした。
(rolipopで出来なくて「index.php」をクリックするとbaserCMSの側から自動でインストール画面のようになり、
なぜか出来ていましたが。その後、何度か編集もできていたのですが、URLを「https://」にしないといけないのでは?と変更してから調子が悪いのです。。。)
他に気付いたこと。
私は同じサーバー上にbaserCMSを2つ作成していますが、各自でパスワードなどの登録して使用した感想ですが、
同じブラウザで同時に管理画面を開いても普通に使えました。
URLが違うので当たり前かもですが、地味にとても便利なことだと思います。
全く違ういくつかの他社サービスの複数のアカウントだと、後からログインした方のアカウントしか使えないなど
結局はウィンドウをいくつも開かないと使えない事が多いのに・・。
さすが、MADEINJAPANのキメ細かい設定だなと思いました。
「いくつでも作れる」と思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
何か少しでも参考になれば幸いです。
良かったら気が向いた時にでもまた覗いてやってくださいませ。
よろしくお願い致します。
参考:
翻訳
https://www.deepl.com/ja/translator
サイトマップXMLクリエイター/プラグイン開発
https://forum.basercms.net/t/topic/1082
baserCMSの別環境への移設
https://wiki.basercms.net/baserCMS%E3%81%AE%E5%88%A5%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%81%B8%E3%81%AE%E7%A7%BB%E8%A8%AD
管理画面にアクセスできない状態にしてしまいました。
インストール・セットアップ
解決済
https://forum.basercms.net/t/topic/881/2
【コピペOK】.htaccessファイルの基本と書き方を徹底解説
https://yumanoblog.com/htaccess/#index_id11
Webサイトを自由にカスタマイズ
無料で使える国産オープンソースCMS
https://basercms.net/
https://forum.basercms.net/t/topic/881
https://market.basercms.net/user_data/shopping_guide.php
https://github.com/ryuring/SitemapXml/blob/dev-5/README.md
プライバシーポリシー
https://basercms.net/privacy
baser market
https://market.basercms.net/user_data/shopping_guide.php
管理画面もサイトも表示されなくなりました。
WEBサイト制作/baserCMSフォーラム
https://forum.basercms.net/t/topic/274
Security.salt と Security.cipherSeed をソースコードから探してみた
https://qiita.com/dskst/items/3f12f9c4700dd14ed1fa
管理画面にログインできなくなりました
baserCMS全般
解決済
https://forum.basercms.net/t/topic/1114/3
concrete5 はMySQLデータベースの接頭語 (prefix) の使用ができません/よくあるインストール時の問題
https://concrete5-japan.org/help/5-6/faq/installation_faq/
コメント
コメントを投稿
読んで頂きありがとうございます。
お気軽にコメントして頂けると嬉しいです。
返事は90%くらいお返ししますが、めちゃくちゃ遅い場合があります。
気長にお待ちください。